バーベキューの歴史

本格的BBQ
【アメリカ南部発祥のBBQの写真】

夏になると宮古島のあちこちのビーチでマリンスポーツが行われますが、お昼になるとバーベキューパーティーになります。そんなときに、バーベキューについてのうんちくを語ると一目置かれるかもしれませんね。キャンプやビーチなど太陽が燦々と降りそそぐ季節にピッタリするのが野外でのバーベキューです。自然の中で調理。そして味わう料理。普段とは違い格別なシーンになります。

バーベキューはアメリカの南部が発祥という説があります。豚をまるごと時間をかけて焼き上げる習慣があったのです。料理した豚はご近所と分け合います。野外で食べていたのです。シンプルな調理方法ですね。アメリカだけでなく、スペイン料理の「バルバコア」・ブラジル料理の「シュラスコ」・ロシア料理の「シシャリク」・アルゼンチン料理の「アサード」もバーベキュー的な調理方法です。

バーベキューという言葉は、カリブ海の島々の言葉であるバルバコア(barbacoa)がルーツです。「木で組んだやぐら」という意味です。16世紀にカリブ海に入植したスペイン人が、バルバコアの上で焼いていたのをみてスペイン語に取り入れたのです。

日本のルーツは炉端焼きでしょう。アメリカではお肉を低温でじっくり焼きます。日本では醤油ベースのソースや市販の焼き肉のたれで食べるのが一般的です。日本のバーベキュー文化は、野外体験教育の導入によって普及されたと言われています。マリンスポーツを楽しんだあとはバーベキューで盛り上がりましょう。